『レインボー戦隊ロビン』(レインボーせんたいロビン)は、1966年(昭和41年)4月23日から1967年(昭和42年)3月24日までNET系で毎週土曜日20時 - 20時30分(36話まで)、毎週金曜日19時30分 - 20時(37話から)に全48話が放送された、東映動画製作のSFアニメ。白黒作品。
この作品は、東映動画がスタジオ・ゼロへ原案を発注したもので、『キャプテン・フューチャー』、『七人の侍』などをヒントに、キャラクターデザインを石ノ森章太郎や藤子不二雄(F・Ⓐ)で分担、石ノ森がそれらを清書したとされる。実際のアニメではこれらのキャラクターや名称を若干変更した形で発表された。そのために、原案サイドではアニメの出来に常に違和感を覚えていたという。
ロビン
父はパルタ星人ポルト、母は地球人のすみ子。ポルトの作った6体のロボットに育てられた。レインボー戦隊の隊長で、正義を愛する勇敢な少年。
リリ
声:新道乃里子 キャラクターデザイン:石ノ森章太郎
看護婦ロボット。手の先から出る復元光線によって、生体の治療はもちろん、メカの修理も出来る。ロビンの育ての母親代わりだった。
ベル
声:中村恵子 キャラクターデザイン:東映動画
人間の3000倍の高感度の感覚器を持つ猫型のレーダーロボット。性格はそそっかしく短気で、教授と共にギャグの立ち回りが多い。
ペガサス
ロビンが乗るロケット型ロボット。ロビンが搭乗する際は、万能戦闘機に変形する。状況に応じて陸上や水中でも行動できる。大気圏内での最高速度はマッハ18で、宇宙では恒星間飛行も可能。レイガン、空対空ミサイルなどを搭載。
ウルフ
ニヒルな戦闘ロボット。感情をというチャンネルを持たないとされているが、実際には喜怒哀楽を見せている。ロビンが危険に晒されると即戦闘態勢になる機能を持つ。変身能力もあり、一般人の姿になって行動することもある。
教授
声:八木光生 キャラクターデザイン:石ノ森章太郎
レインボー戦隊の頭脳役をつとめる老人型ロボット。小さな体で卓越した知能と判断力を持つが、ベル同様そそっかしく、ギャグの立ち回りが多い。
ベンケイ
声:篠田節夫 キャラクターデザイン:藤子不二雄Ⓐ
巨大で心優しい怪力ロボット。気弱な面があり、力しか取り柄がない自分に自信喪失して、精神を病んだこともある。腹部に教授らを収納できる。
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