『ウルトラQ』(ウルトラキュー) は、ウルトラシリーズ(空想特撮シリーズ)第1作のテレビドラマ。
アメリカのテレビドラマ『アウターリミッツ』や『トワイライトゾーン』を意識して作られた特撮SFドラマ。
主人公は万城目淳(星川航空パイロット)、戸川一平(パイロット助手)、江戸川由利子(毎日新報報道カメラマン)の3人で、毎回彼らが遭遇する不可思議な事件を描く。モノクロ作品であった。1966年(昭和41年)1月2日から同年7月3日まで、TBS系で毎週日曜日19:00 - 19:30に放送。放送当時の提供は武田薬品工業一社。
ほとんどの放送回で視聴率30%台に乗る大人気番組となり、複数の社から発売されたレコードも初版3万枚が短期に完売、最終的にはミリオンセラーを記録するヒットとなった[19]。関連商品も好調で本作を商品化した各社は次作『ウルトラマン』の契約でも優遇された。怪獣のソフトビニール人形(ソフビ人形)は代表的なヒット商品となる。
TBSは次の番組企画も円谷特技プロに依頼、本作の基本構成に、怪獣と戦う専門の組織や巨大ヒーローなどの新基軸を付加する形で具体化させていったのが、本作を上回る人気番組となり、ウルトラシリーズを今日に至る長期コンテンツたらしめた『ウルトラマン』である。
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