ジャズ・ギターの確立 ウェス・モンゴメリー

ウェス・モンゴメリー(Wes Montgomery, 192336-1968615)は、アメリカのジャズ・ギタリスト。オクターブ奏法で一世を風靡した。

 

生活費を稼ぐために地元のライブハウスなどでの演奏活動を開始する。1948年ライオネル・ハンプトン楽団に参加するものの、1950年に退団、インディアナポリスに戻る。1959年にキャノンボール・アダレイとの共演でブレイクする。アルバム『インクレディブル・ジャズ・ギター』もこの年に録音されている。

 

その後も、ビ・バップのスタイルで『フルハウス』などの作品をリリースしていたが、1967年に『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』でイージーリスニング路線に転向、セールス面でも成功する。1968年に死亡。死因は心臓病説・ドラッグ説・過労説などがあるが本当のところは不明である。