ヤードバード チャーリー・パーカー

チャーリー・パーカー
チャーリー・パーカー

チャーリー・パーカーCharles Parker Jr, 1920829 - 1955312)は、ジャズアルトサックス奏者。絶対音感の持ち主でもある。

 

1940年代初頭から、モダン・ジャズの原型となるいわゆるビバップスタイルの創成に、ディジー・ガレスピーと共に携わった。

これにより「モダン・ジャズ(ビ・バップ)の父」とも言われる。初期の頃よりヤードバード(Yardbird)(起源は諸説あり)と呼ばれており、後に単にヤード、或いは、バードとも呼ばれ、特に後者が親しまれた。パーカー自身も"Yardbird Suite""Bird Feathers"といったタイトルを発表している。

ニューヨークにあるバードランドはこの名称に由来し、ジョージ・シアリング"Lullaby of Birdland"バードランドの子守唄)やウェザー・リポート"Birdland"といった曲もある。

 

1945から1948に掛けてが活動の最盛期であり、天才的なひらめきを伴ったそのアドリブは伝説化している。

 

1945、若き日のマイルス・デイヴィスを自分のバンドに起用した。

 

1947にはマイルスの初リーダー・セッションもサポートする。

 

若い頃から麻薬アルコールに耽溺して心身の健康を損ない、幾度も精神病院に入院するなど破滅的な生涯を送った。1940年代末期以降は演奏に衰えが見られるようになった。衰弱により心不全で早世した。